秋の夜長
一向に帰ってくる気配の無い平日の夜
作ったオムレツを冷凍しようとラップに包んでたら
丸一日ぶりぐらいに携帯が鳴る
「急に飲みに行く事になって...
今乗り換えの○○駅だから○分後に迎えに来て」
と一方的に言ってくる酔っぱらいの声
駅に着くと向こうの方から
軽く千鳥足の酔っぱらいが
仕事用のバッグと紙袋を持って歩いてくる
「これお土産」
と渡された紙袋は
明らかに自分では買っていない何処からか頂いて来た代物
『よしでかした!』
と心の中で思いつつも
素っ気ない態度で接していると
「嬉しく無いのかよ」
と言われる
家に到着すると
着ていたスーツを脱ぎ散らかし
勝手に寝室に行ったので
眠るものだと思っていたら
遠くの方から犬でも呼ぶ様な大きな声で
「飲み過ぎたから胃薬と冷たい水持って来て!」
と言ってくる
飲み過ぎなのは言われなくても百も承知
まあ無視する訳にもいかないので
言われた物を大人しく用意したら
向こうも大人しく飲んでいた
コッチに越してからと言うもの
飲みに行く回数が確実に増えた
それに伴い色々な人とと出会う事も増えたらしく
「○○ってお店を出してる○○って会社知ってる?
今日はそこの○○って人と飲んでたんだ」
等と話してくれる
旦那が自分に話してくれるって事は
多分その人はとても魅力的な人なんだろうけど
今の自分とは住む世界が違い過ぎて
あまり興味は引かれず
話も上の空になる事が多い
まあ酔っぱらいへの返事はその位が丁度いいのよ
多分(開き直り
どうせ旦那も話してる途中で寝ちゃうんだし〜 (反省ゼロ
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